時を経て寄り添ってくれる写真たち


撮ったまま中途半端に整理してPCの中に眠っている写真たち。
時折、さてやるぞ、と思い立ち過去写真の整理を始める。

不思議なもので、撮った後に見返した時はスルーした写真の前で作業の手が止まることが多い。

そしてその時選んだ写真はなぜこれ選んだのかしら?
ちっともよく見えなかったり(笑)

でもその時選んだ写真は、その時私の心に寄り添ってくれた1枚なんだよね、と思う。

そして今選ぶ写真は今の私に寄り添ってくれる1枚。

この先また、一度選んだ写真をやっぱりいいねと思うこともあれば、
違う写真がいいなと思うこともあるんだろうね。

そんな風に好きが変わる写真は日常の中で写しとめたものが多い。
強烈な記憶がないだけに時間を飛び越え、自由自在に私の心の中に入ったり出たり、
風のように自由自在に行き来する。

時に台風だったり、さらっと肌をなでるくらいの風だったり、
北風だったり、南風だったり。

以前はその時気に入らなければ、パカパカ写真捨ててたんですけどね、
撮った写真は捨てられなくなってきた今日この頃。

これもまた歳のせいなのか(笑)

歳をとるほど、何かを捨てるということができなくなってくる気がします。

2024年、私の心に寄り添ってくれた2020年の桜。

Littlenap
Littlenap

Photograph&Design
「写真で遊ぶ・楽しむ」をモットーに。日々ゆるゆると。