自我と自己のバランス

「自我(アイデンティティ)」は、自分の中心にあるもの、自分が自分である意味。
「自己(パーソナリティ)」は、自己は周囲からみた自分、他者と自分の違い。

 

子供の頃芽生えた「自我」は、成長するにしたがって周囲から見た自分をも認めた上で自我をコントロールして主張していく「自己(パーソナリティ)」となり、
外に発信されていく。

 

今、ここで私が発信していることもまた、「自己主張」である。

 

ここのバランスが難なくごく自然に上手くできる人もいれば、できない人もいる。

 

私はたぶんずっと上手くできない人で。
自我が圧倒的に強くて自己を上手くコントロールできない。
無理にコントロールした結果、
自我と自己に大きなギャップが生じてきたりする。

 

だから自己というものが必要な人生になってから、
いろいろあった(割愛笑)

 

こうしてブログで発信することは、
「書く」ということで、自我と自己のバランスを整理していくという目的もあったりする。

 

と言う前置きはさておき、、写真における自我と自己主張。

 

私自身は、そういうわけで自我の強い人間だし、
自己をコントロールするのは苦手とするので、、
写真は、「自我」だけの世界に浸っていたい。
自己をコントロールし「自己主張」するという苦手なところは放棄したい(笑)

 

「なんで隅っこがいいの?」

 

作品の展示場所の希望を伝えたとき、そんな質問をいただいたけど、、

 

隅っこでひっそり自我を出しまくる。

 

というのが自分自身が一番居心地がよいというのが理由です。

目立つ場所にでーんと飾られると出しちゃいけない自我を曝け出しているようで、
落ち着かないったらありゃしない(笑)
そして、、隅っこっていうのは無視されてもダメージも少ないんです(笑)

Littlenap
Littlenap

Photograph&Design
「写真で遊ぶ・楽しむ」をモットーに。日々ゆるゆると。